忙しい

月並みな表現だが、毎日があっという間に過ぎていく。これが終われば次はあれ。博士論文には手をつけられないけれど、だからといって無駄だったりつまらなかったりするわけではない。勉強したかったのにできていなかったことを、やらなければならない口実を作ってやっている。そんなかんじ。
いまは、メルロ=ポンティヒューマニズムとテロル』。怪しげでくだらないというイメージをもっていたのだけど、読んでびっくり。興奮しますねえ。だいたい三分の二ほどを読了。どうして歴史が哲学の問題になるのかということに対して、自分がどれほど無理解で阿呆だったのかということがよく理解できた。
次は中断している、サイード『文化と帝国主義』に進む予定。『知識人とは何か』は私にとって聖書のようなものなのだけど、理論的な著作は『オリエンタリズム』しか読んでいないという…。
いや、本当はテロリズムについて考える予定なんだけど。