困惑

授業で使おうかと思ってベルクソンを読み返していて、何だか変な気分になった。「困惑」とでも言うべきなのでしょうか…。オカルト的な妄想が盛りだくさんで、本気で言っているのかしらと思ってしまった。あるところまではおもしろかったのに、しだいにあれ?と思い、最後には本を閉じてしまう。どう捉えてよいのやら。
以前、質問に来た学生が、俺に向かって「先生、真理を発見しました」と語りかけてきたと書いた。あれと似ている。どこまで徹底できるのかという程度の差でしかない。そういった物事とどう関わっていくかは、これからの課題だ。