夏休み

くそ暑いですね。意地になってエアコンを使わないので、家では生きた心地がしない。今日は近所の区立図書館に逃げ込んだ。これでは結局、電気代をケチっているだけではないか。
論文の準備のために、アルカイダビンラディン、テロ関連の本を積み上げていた。物騒ですね。隣の学生は分子生物学の勉強をしていた。人生いろいろだ。
ようやく夏休みに入って約一週間。安楽な日を送っている。いやいや、つらかった。夏期講習なんてものは忘れてしまいたい。本当に忘れてしまうのではないかと、少し不安。忘れてしまいたいような、忘れてはならないような、人生ではそんなものがきっとたくさんありますよね。
最近は少しルソーを読んでいる。それで思ったけれど、ルソーとニーチェって、少し似ていませんか。『この人を見よ』と『孤独な散歩者の夢想』も位置づけとしては同じようなものだし、迫害されているという意識も、そんな気がする。まあ、浅薄な印象です。しかしこの浅薄な印象というのが厄介で、無意識のうちに思考の方向を定めてしまうことがよくある。どんな論文も最初の勘から自由ではない。まあ、何かに結実してから考えればいい話なんだけれど。
写真はおまけ。数か月前に撮影した、区立図書館の前庭。平和ですね。(写っているのは知らない人です)