たとえ話では済みません

論文執筆を便通にたとえたことがある。(汚い話にたとえると話がわかりやすくなるような気がするのは、知性と品性が足りないせいだろうか。)詰め込んで書かずにいると便秘になって言葉が出てこなくなり、消化不良のまま書くとわけのわからない下痢みたいになる。まあ、そんな話だ。
ところが実際にひどい下痢をした。調子に乗って無理をして、何日もパソコンの前で座りとおしていたら、食べても飲んでもするすると出てくるひどい状態になった。そんな状態で正露丸のお世話になり、仕事に行って生徒たちに授業。もう気が気ではないですわ。ひとり下腹部あたりを緊張させていた。かつて高熱を出した授業中、喋っている途中で電撃が走り、トイレに駆け込んで行ったことがある。あまりにあわてていて、顔面を教室のドアにぶつけて眼鏡のフレームを歪ませ、そのまま夜まで授業をした。夏期講習だった。その記憶が蘇って恐怖を覚えながらの授業だったが、緊急事態は回避した。翌日から二日間ぐっすりと寝込んでようやく活動できるようになった。ふう。
いやはや、論文執筆の疲労が極限を超えると下痢をするんですねえ。知りませんでした。たとえ話では済みません。
今日で370枚まで来た。今月だけで九月以降で200枚くらい書いたような…。あともうひとふんばりである。