小指が痛い

結婚式が終わって論文の日々。いろいろあって書けない日もあるけれど、とりあえず名目上はそうなっている。披露宴ではなぜか11月提出の宣言をしてしまったし。結婚を誓うことよりも、提出を誓うほうが、目先のことを考えると重い。
今日は面倒で手をつけるのが嫌だなあと思っていた部分が、しっかりと修士論文に書いてあることを発見。すっかり忘れていたよ。案外使えるではないか。苦労が多いわりに大しておもしろくもないところなので、得をした気分になる。忘却の効用ですな。しかしいまよりもさらにフランス語ができなかった時期に書いたものであるため、引用部分の訳しなおしに苦労する。おまけに修士論文のデータはかつてぶっとんでしまったため、改めて打ちなおす。これはこれで面倒。
という論文の日々のせいで、右手小指が痛くなってしまった。enterキーを押すところ。私の手はなぜか小指が他と比べて短く、よいしょとのばしてキーをばしばし叩くことになる。その結果、小指を打ちつけすぎて痛みを発するようになったわけであります。そう記述してみると間抜けだ。満員電車につらそうな顔をして乗っている人たちを外部からの視線で見れば「降りればいいのに」ということになるとかつて思ったことがあるけれど、それに似た間抜けさだ。とにかく、何かの拍子には薬指でということになるけれど、大部分は小指でenter、enterである。短い小指くんには、これから何度「決定」を下してもらうことになるのでしょう。がんばれ小指。