結婚おめでとう

先日、研究室の先輩の結婚披露パーティに出席した。年齢のせいか、周囲で結婚する人が増えている。しかし定食もないのによくもまあ、という気がしないでもない。ちなみに私には無理。責任とれないし。なんやかんやで経済的な基盤を求められますし。フェミニズムの影響もなんのその、古典的な結婚観は非常に根強い。人々の慣習なんてそう簡単には変わりません。
さてそのパーティで驚いたのは、先輩の妹さんがたいそう美しかったこと。いやはや、本当に驚いた。一度だけなぜか電話で話したことがあるのだけど、全く想像していなかった。そのときは正月に先輩の家族たちと奥さんが集まって家で飲んでいたらしく、「あけおめ〜、ことよろ〜」という挨拶をよこして、電話の向こう側だけでげらげらと笑っていてけっこう腹が立ったのだけど。お前のことを俺は知らない、そしてまったくおもしろくない。内輪的な笑いってやっぱり嫌いだなあとあらためて思った次第であり、うぜえ、というのが正直な感想だったわけだけど、美人ならオッケー。何も問題ありません。私が悪かったのであります。
で、そのパーティ、司会進行は何と新郎。そしてそれがまた巧みなこと。出席者全員を自分で紹介するし、全員の名前をきちんと覚えているし。研究室での姿とはまったく異なって、堂々としておもしろかった。なんか居場所をまちがえていないかい?と突っ込みたくなる。別の職業や進路を選択していれば、非常に輝かしい未来が待っていたかもしれないのに…、というのは余計なお世話である。彼ならばきっと一発やってくれるはずです。