買った

ヨーロッパ思想史における<政治>の位相

ヨーロッパ思想史における<政治>の位相

指導教授に読んだほうがよいとのアドヴァイスをいただいて。序論のみ読んだが、こいつは最高におもしろい。学問はここまでやらなければならないのだろう。道は遠い。自分は「哲学」よりも「思想」あるいは「思想史」へと志向が移りつつあるのかもしれない。
ドゥルーズ・映画・フーコー

ドゥルーズ・映画・フーコー

フーコーを読むことにも、フーコーの研究書を読むことにも、若干の息切れを感じている。だから、フーコーの忠実な読解が為されているかどうかよりも、フーコーを真剣に読んだ人間が、どのような思考を展開しているのかということを見たくなった。しかも、文体のある言葉で。
行為―生の批判と実践の学の試み

行為―生の批判と実践の学の試み

以前から気にはなっていた。取っ掛かりとなるような知識はほとんどない。わずかばかりは知っている、メーヌ・ド・ビランとの繋がりも、あるのかないのか。しかし、そんなことは気にしなくてもいいような、魅力的な言葉が並んでいる。原書を並べて、ゆっくりと読みたい。
期待と回想 語りおろし伝 (朝日文庫 つ 12-1)

期待と回想 語りおろし伝 (朝日文庫 つ 12-1)

自伝や評伝が、もしかしたら最も好きなジャンルなのかもしれない。著者が書いたものは、実は一冊も読んだことはない。しかしなぜか、思想よりも人を知りたい、という気になった。もちろん、人と切り離しては思想を知ることはできない。できれば歴史も。
新装版 されどわれらが日々 (文春文庫)

新装版 されどわれらが日々 (文春文庫)

結局私はこの種の小説に執着がありまして。

「私」から切り離された思考に、やはり私は付いて行くことができない。論文読むことには、知識を得ることと、頭の整理をすること以外の目的はない。書くことも読むこともそこに留めておく禁欲が、私にはない。