銘柄変更

久しぶりに煙草を変えた。マルボロの1mg。とうとうここまで来てしまった。これまではたぶんマルボロマルボロミディアム→マイルドセブンライトという順序で来たと思う。マイルドセブンにしたのは300円になったのを契機に。今回マルボロシリーズに回帰したのは、1mgで味がしっかりしていそうだったから。
こんなに軽い煙草したのは、風邪をひいている間、あまりに咳がひどくてこれまでのものが吸えなかったというのが理由。風邪のひどい咳も煙草を吸えば収まるのではないかという勘違いで、つらくてもやめる気にはならなかった。ひどい症状でつらくなった精神を和らげる効果は抜群です。代わりに体へのダメージはひどいけど。
今年の夏風邪は咳と痰が本当にひどい。でかくて黒ずんだ塊みたいなのが出るし、咳き込みすぎて喉の奥が切れたらしく血まで出るし。その状態が数日続いて、肋骨に痛みが走るまでになった。肺病を疑いましたね。精神的な治療薬としての抜群の効果への信頼と、肉体に対する不安から煙草を変更したと、そういうわけです。
煙草の真の効用がひとつだけあるとしたら、それは様々な言い訳を作り出す訓練になる、ということくらいだろうか。さらに付け加えるなら、その言い訳に説得力がゼロであることを自覚しながら、それを堂々と表明することも。もうひとつ、自らの意志の弱さを認めない意志の強さを作ることにもなるかもしれない。